帝王切開レポート④産後1日目

車とお友達にはなれませんでした、すら子です。

運転がんばる宣言しましたよね、私。

あの後練習したんです気合いいれて!!
でも、自分でも引くくらいありえないミスを犯しそうになって、恐怖を覚えました。


運転できたら便利だしかっこいいと思っていたし、運転できるようになりたいって気持ちはもちろんたくさんあるし。

運転できなきゃだめでしょ!って思い込んでいたし。



だけど、当分の間は運転諦めることにします。
運転できなくたって色んなところに行ける!
バスもタクシーも電車もある!!(今はコロナであまり乗らないようにしてるけど)


もう諦めるんかい!って感じだと思いますが笑
ペーパーに加え、後ろに子どもが乗っていると思ったら、もうそれだけで緊張で疲れちゃって、、。


もう少し余裕ができたらいつか!と思っています。




では!部屋移動のお話に。



ご飯も食べ終わり、

「いよいよこれからお部屋移動できますので、色々装置外しますね〜」



ということで、尿道管抜いたり点滴外したり背中の麻酔抜いたり〜と体はいろんな管から解放される一方、お腹(これは傷口なのか子宮の痛みなのか)の痛みはどんどん増してきていました。





「さぁ、まずは立ち上がってトイレに行ってみましょう!」





え?無理、、。

あ、きついきつい痛い痛い痛い!!!!


となり、ぜんっぜんベッドから出られない。


正直相当痛くて、もはや痛いなんてもんじゃなくて、もうよく分からないけどわけわかんないくらい痛かった。


看護師さんがちょこちょこ「がんばれ」「きついよね〜」「どう?」と話しかけてくれるんだけど、「はい」「痛い」とか、単語の簡単な返事しかできなかったです。



一歩が、もう数センチずつくらいしか進んでないよこれ、っていうくらいすこーーーーしずつなんとか進んでトイレに入るも、そこも地獄。


まず1人で脱げないし履けないから全部やってもらう。
部屋移動後は1人でするようになるからね〜って聞いて、絶望感に駆られる。ぜっっっったい無理でしょって思った。




そこからまた歩いてエレベーターのって部屋へ。距離はほんとーーーに大したことないんだけど、この道のりが辛いのなんの。



ずっと、点滴で使っていた杖?棒?(下がローラーついてて移動できる)に全体重かけながら、膝曲げまくり腰曲げまくりで歩く。



わたしは、神の棒 と勝手に呼んでいました。笑
これがないと、本当に歩くなんて無理。





死ぬ気でなんとか部屋に着いてからは、ベッドに腰かけたまま全く動けず。目の前にあるゴミ箱とろうとするだけでももう無理、この腰掛けた体勢から動けない。
看護師さんとはバイバイで、いよいよ1人になる。





動くのも辛いけど、座ってる体勢もなかなか腰にくるので、気合を入れまくって本当にやっとの思いでベッドに寝たはいいものの辛い。痛い。心細い。で気持ちが沈みまくる。





少しして、係の人がやってきて、部屋の使い方や設備の説明を説明してくれました。



その時に、「がんばりましたね、痛いよね。大丈夫?」って優しい声で言われて、大号泣。涙がとまらんとまらん。産まれた時の感動の涙より、全然泣いてた。ヒックヒックしてた。笑




係の人を若干困らせつつも、説明を終えてお昼まで寝ることに。





12:00になり、お昼ご飯に!
ご飯がすごいよ!!(とっても良い意味で)
と聞いていたのですが、本当にその通り!!



でもいざ食べ始めたら、なぜかまた涙が止まらなくなる。すら夫とちびすらが恋しい、ご飯たべてる幸せ、傷めちゃくちゃ痛い辛い、、と、とにかく急にいろんな気持ちが込み上げてくる。



嬉しいとか寂しいとか不安とか幸せとかいっぱいの感情が1度にバーっと襲ってくるかんじで、産後はこんなにも情緒不安定になるのか?と泣きながら考えていました。笑



痛み止めでロキソニンをもらっていたのですが、本当に効いてるのか?と疑うくらいにあまり私に効果はなく。
一応飲み続けるも、とにかく痛みに耐える耐える。



まっ平に寝るのは辛く、リクライニングベッドだった為、少し起こしながら寝ていたのですが、クッションをもらって、背中に挟もうとしたけどそれすらできなく。ほんとに、動けないってこのことだなーと実感する。




血の様子みるためにも、動くきっかけにする為にもトイレにも行かなくてはいけないにも関わらず、痛みで全然起き上がれず、全く歩ける気がしない。



そのまま時間が経ち、あっという間に夜ご飯に。
相変わらず美味しそうで全部食べたかったけれど、痛みで全く食べられず、悔しい思いをしました。



その後回診に来た看護師さんにトイレに行ったか聞かれ、「ごめんなさい行けてないです、、」と言うと、「頑張って行きましょうね!!」とズバッと言われてしまい。




わかってる、わかってるんだけどおぉおお〜〜
痛いんよおぉおぉお〜〜〜

と完璧弱気になっていました。笑





だけど、いかなきゃいけない。
今日はトイレに行けたらミッションクリアだ!!!
と言い聞かせて、まず10分かけてベッドに腰かける。
立って一歩の距離にある棚の上のタオルを取るのに、5分。

そしていざ歩き出す気合いを出すのに3分、ちびすらの写真と動画を見まくって、いよいよ歩き出し!


進み始めてしまえば、もう戻れないので本当にゆっくりカメより遅いスピードでトイレへ向かいました。




やっとトイレにたどり着き、座って用を足すと、なんとそれが一番の激痛に。なんなら歩いているときより痛い。早く終わりにしたいのに、一日中行かなかったから止まらない。笑


痛いのに止まらないので、泣きながらしてました。笑
ほんとに、やっぱりこれが1番痛かったかも。
(どうやら、子宮の収縮によって起こる痛みだそうで、痛いほど治ろうとしてるからいいことなんだとか)




またまたゆっくり部屋に戻り、静かに自分を褒めまくり、翌日から始まるセミナーや授乳やら、本当にこんなんでできるのか、動けるのか不安になりながらも眠りにつきました、、。
(トイレにかかった時間、トータル約45分)






痛い、辛い、無理、の連発でごめんなさい。
ただ、本当に産後は、なめちゃあかんよ。
みんなこんなの乗り越えてるんだよなぁって、世の中のお母さん本当にすごいと思いました。






2日目の様子は次の記事で。
いよいよ、ちびすらのお世話が始まります!




つづく。