稽留流産のこと
少しさぼってました、すら子です。
もう少し更新頻度上げられるようにがんばります。
周りの友達は転職活動したり資格取ったり、新しい目標を掲げてて本当尊敬する。
私も行動力もっとつけなきゃ(って言うだけ)
さて、前回のつづきですね。
タイミング療法の不妊治療をして、約半年で妊娠できました。とっても嬉しかったですそりゃあ。
ですが実は、2回目の妊娠だったんです。
この1年前に初めての妊娠をしていました。
その時のことを。
初めての妊娠が分かったのは、結婚してすぐの時のことでした。
特になにか症状があったとかではなかったのですが、なんとなーく予感がして、検査薬をしてみたら陽性でした。この時ももちろん女の子の日は不順のままで、特に治療もしてなく、本当に自然妊娠だったんです。
すーごい嬉しくて、でも病院行ってちゃんと分かってからすら夫に伝えよう!びっくりさせてやろう!と思って、そわそわしながらその日は寝ました。
次の日、「ちょっと買い物行ってくるね〜」なんて言って朝一で病院へ。
まだまだ白い丸だし、週数にしてみれば3週とかでしたが、しっかり赤ちゃんはそこにいました。
感動で涙して、初めてのエコー写真に興奮しつつ、100均で便箋を買って、カフェで手紙をかきました。
帰ると、まだ寝てるすら夫。
「ねーねー、手紙きてたよ〜」なんて言って、エコー写真が入った手紙を渡しました。
寝ぼけて「なに〜〜」なんて言いながら写真を見て、
「え?」「できたの?」
「うん」
「うそ?・・ほんと??」「やったじゃーん!!!」
泣きながらハグしました。
治療はしていなかったけれど、不順ではあったからいつできるか分からないよ、なんて話していた矢先だったので本当に嬉しかったのを覚えています。
その3週間後結婚式も控えていたので、こんな幸せでいいのかと思うくらい幸せでした。
式は地元に帰って挙げる予定だったので、式の2日前に、すら夫と一緒に健診に行きました。
そこで分かったのが、稽留流産でした。
これは、母体に全く症状もなく、赤ちゃんの心臓が止まってしまっているものです。
もう本当に目の前は真っ暗で。
え?まさかね?こんなことってある?って。
しっかり説明してもらってるうちに、現実なんだなぁって分かった途端涙が止まりませんでした。
あなたのせいじゃないよ。
ましてや赤ちゃんのせいでもない。
そうなのかもしれないけど、そういうことじゃなくて。もうただただ悲しくて、なんでだろう?って気持ちにしかなれませんでした。
その後は淡々と手術日を決め、結婚式を終えた2日後に手術を行なってひと段落という形でした。
(稽留流産の場合は、自然に出ていくまで待つという選択肢もありましたが、私は手術の方を選びました。)
もう色々とありすぎて、夢だったのかな?と思うくらい目まぐるしくて。
妊娠が分かった時、結婚式のドレスを緩めに着たいからとギリギリでサイズ変更してもらったり、料理を変えてもらったりしてたのを、「流産しました」で直前で元に戻すこともできず、
「サイズ大きいままだなぁ」
なんて思いながらドレス着てたり。
書き始めたらキリがないですが、本当にこの時はあっという間でしたね。
と、まぁ色々割愛してしまいましたがこんなことがあったんです。
この時運良く自然に授かれたからこそ、不妊治療という決断もすぐには考えられなかったんだろうなぁ。
「次もできるはず!」って。奇跡なのにね。
この後、身体的にも気持ち的にも少し休みたかったのもあり、落ち着いた後「また頑張りたい。ほしい!」と思えたので前の話に繋がって行ったかんじです。
この時のことは色々あってなかなかうまく書けないですが、ざざーっとこんなかんじでした。
備忘録として手術の時のこともすこーし書き残しておきたいなぁと思ったので、次に繋いでいこうと思います。
暗い話が続いてごめんなさい。
もう少しお付き合い下さいませ。
つづく。